ブラック企業戦士が語る、ぽっちゃり娘の魅力5か条とは!?
前回、ブラック企業とぽっちゃり求人の意外な関係について書いたんだけど、その両者の関係は別のところにもあった。
前回の友人との会話はさらに続いたので、それを書いてこうと思う。
酔いはじめた彼は、自分の職場がどんなに劣悪なのかを語りはじめたんだ。
求人広告とのギャップ。それは金銭面や就業時間だけでなく、社内の雰囲気にまで及び……。
友人「求人広告に書いてあった『和気あいあいとした職場です』なんて大ウソ。毎日ノルマに追われて殺伐としてるよ。上司が言う事もすげえ嫌みだし」
俺「それじゃあ、ストレスが溜まって仕方ないだろ?」
友人「そうなんだよ。週に1回、ぽっちゃり風俗嬢に癒してもらわなきゃやってられないよ」
ここでも、“ぽっちゃり”が拠り所となっているんだねー。あまりにも「ぽっちゃり」「ぽっちゃり」言うもんだから、彼にぽっちゃりの良いところを5つ出させてみたよ。
1.ぽっちゃり娘は常に明るく笑顔で元気づけてくれる
2.ぽっちゃり娘は愚痴も嫌な顔ひとつせず話を聞いてくれる
3.ぽっちゃり娘は容姿に関していじっても打たれ強く傷つかない
4.ぽっちゃり娘は若いのに母性に溢れ、年上の男も包み込んでくれる
5.ぽっちゃり娘には体温だけじゃない温かさがある
ぽっちゃり娘の前ではプライドを脱ぎ捨て素直になれる男という生き物
彼は実にぽっちゃりの魅力を的確に捉えているようだね。こんなのを聞いてしまうと、ただの「デブ専」なんじゃないの? と思っちゃうけど、実はそうでもないんだよ。彼の歴代の彼女を知ってるけど、決して太っているコばっかりってわけじゃない。むしろスタイル抜群のコが多かったよ。じゃあ、どうして風俗では、そんなぽっちゃりレディを指名するのだろうか?
友人「もちろん風俗に行くのに、気持ちよくなりたい、もしかして気持ちが盛り上がったりなんかして本番できちゃったらな……なんて下心がないかって言ったらウソになるよ。でも、実は、スッキリとヌクこと自体が最優先じゃなくなってるんだよね。むしろ、心を癒す事が最優先で、性欲は二の次って感じだな。下心がないなら親友のお前に愚痴を話せばってことになるけど、それもちょっと違うんだよ。ぽっちゃりの女のコの母性なのかなあ……。お前には見せられない“弱み”みたいなものも、彼女には見せたくなっちゃうんだよ。男に対しては無意識に働いちゃうプライドも取り払ってくれるような、プライドも捨てさせてくれる母親みたいな包容力があるんだよ」
彼の言葉は、風俗などの求人に対して、女性をスカウトする俺にとってすごく勉強になったよ。だって、今まで風俗なんて“性欲”というものに導かれて遊ぶものだと思っていたからね。
でも、今や、違うんだね。
それが、彼のようなブラック企業で過酷な労働条件で勤務する者にとっては、目的が違ってきているということ。“性欲”ではなく“母性”に導かれている。ぽっちゃり求人の増加は、そんな客の要望に応えてのものだったんだね。ふむふむ、そういう深い理由があったんだな。……って思うと同時に、夜の業界の求人には、時代や景気との関係が非常に大きいのだなと改めて思った。
これから、求人をさがそうという女性は、「今の時代、どんな娯楽を男性が求めているか?」ということに敏感になると、流行っているお店に所属できるのではないだろうか。
ぽっちゃり求人はこれからも増え続ける!?
そういえば、池袋にある某風俗店の店長が言ってたな。
「最近は、プレイしないで添い寝だけっていう客も多いようですよ。ぽっちゃりしたコといっしょにまったり過ごすだけで癒されるって。今、うちの一番人気もぽっちゃりだから、ますます求人を増やさないとね」
近年、ブラック企業が増えて厳しい環境での労働を強いられている人が多い。だからこそ、癒しが求められる。
ぽっちゃりだけでなく、熟女の求人が増えているのも、このためだろう。今や、熟女って30代、40代じゃないからね。50代以上の求人も増えているよ。豊満おっかさんなんて、かなり希少な人材で、求人は引く手数多だ。10年前には考えられなかったことが、今起きてるんだ。
まあ、とにかく、ぽっちゃり娘の求人はこれからもしばらくは増え続けるだろうね。日本人男性の8割がマザコンなんて言われるけど、男にとって最高の癒しは“母性”だろうから。
そんな男たちを癒すためにも、俺は店の求人に応えられるようぽっちゃり娘をスカウトしていかなければならないな。日本の未来はぽっちゃり娘と、それをスカウトする俺の腕にかかってるんだから(笑)。